眠くて疲れがとれない場合には

疲れが取れない感じがして眠い、何となくだるい、朝起きられない、全身の倦怠感がある、すぐ疲れる、気分が晴れない…ということはよくある現象で、大抵は睡眠不足や過労、ストレスから起きています。
また栄養のバランスの偏りや、抱えている心配や不安が原因でよく眠れなかったりすることがあります。

このような場合は、その心配や不安がなくなると症状も改善する事が多いですね。そのだるさが時には本当の病気のことがあり、長引くときは医師に診察してもらいましょう。

 

だるさの症状が、睡眠不足、仕事が忙しい等はっきりと原因が分かるとき、あまり心配は要らないでしょうね。はっきりした理由もないのにいろんな症状が重なっている時は医療機関の受診が必要ですね。
だるさに加えて他にどんな症状があるかを医師に伝えよましょう。

 

疲れが取れない眠いような体調の時、そのだるさがいつから続いているかや、熱の有無、汗の量、顔や手足のむくみ、発疹や皮膚の色が変(黄疸)、便や尿がいつもと違う、体重の変動、食欲不振などがないかチェックしてみて下さい。

 

仕事が生きがいである人は注意

周囲からも信頼されて頑張っていると、ドーパミンの放出量が多くなって、疲労感を感じない疲労に陥っている可能性があります。若い時は無理がきいても、40才を過ぎると最悪の場合、突然死を起こすことがあるので注意が必要なんです。

 

なるべくなら、睡眠は5時間を切らないようにしたいですね。だるさを感じる病気は多いのです。病気によって診断法も治療法も違ってきますから、症状が長引く場合は重大な病気のこともあるかもしれません。

 

ではだるさを引き起こす病気をいくつかあげていきましょう。

 

貧血

貧血は、息切れ、むくみ、動悸、四岐の冷感、顔色が悪い、めまい感などを伴うことがあります。
次に心不全です。心不全は、心筋梗塞、狭心症、心臓弁膜症、高血圧性心疾患、特発性心筋症などで誘発されるのです。身体全体が必要とする酸素を心臓が十分送れなくなった状態なのです。最初は動いたときに呼吸困難が起きる。特に重いものを持って歩いた、重いものを持って階段を上る時に呼吸が困難になります。

 

糖尿病

身体がだるい、喉が渇く、怪我が化膿する、湿疹が出来やすい、身体がかゆい、性欲減退、急激な体重減少等の症状が出ます。採血して糖負荷試験などを調べると分かります。

 

腎臓病

腎炎・腎不全・ネフローゼ症候群等です。血尿、タンパク尿、尿量減少、顔がむくむ、発熱、血圧上昇などの症状があります。

 

うつ病

休んでも疲れが取れない眠い、そもそも遊ぶ気にすらならない、いつも気分が優れない、頭痛、食欲も無い、好きな事もしなくなった。こういう状態はもしかするとうつ状態なのかも知れません。不安があるのなら早めに医師の診察を受けたほうがよいですね。

 

また病院には行ったけど、病気では無かった

しかもこんなにつらいのに気のせいだと言われた。鬱の治療を受けても状態が良くならないばかりか、だるさはよけいひどくなり、何ヶ月も続いている。さらにいくら寝ても眠気がとれない。微熱が続くし頭痛はひどいし体の節々が痛む。下痢も続く、いつもいらいら。眼精疲労で光が眩しい。集中力が無いどころか物覚えも悪くなった気がする…。

 

もしもこんな状態であるのなら「慢性疲労症候群」の疑いがあるかも知れませんね。慢性疲労と慢性疲労症候群は名前が良く似ていますが、慢性疲労と慢性疲労症候群は全く違います。慢性疲労とは疲労が溜まり活動能力が低下し、文字どおり慢性的に疲労したその状態を指します。

 

これは、働き過ぎが原因といった明確な理由があり、休めば治る疲労は一般に深刻では無く病気ではないのです。

 

一方、慢性疲労症候群は病気です。異常な疲労感を感じているけれど、その原因に心当たりが無く、生活に支障が出る程の疲労感を長期間に渡って感じ、他にも様々な症状が出ていても、病院で一般的な検査をしても異常が見られません。また病気としての認知度が医師の間でも低く、病気とは診断されない事が多い厄介な病気なのです。

 

 

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